コラム

新人紹介   【2023年事務所ニュース 新春号】

弁護士 広谷 渉

1 はじめに
 はじめまして、この度、横浜法律事務所に入所することになりました広谷 渉(ひろたに わたる)と申します。この場を借りて、自己紹介をさせていただきたいと思います。
2 経歴
 私は小田原市の出身です。中学・高校はヨットが有名な逗子市の学校に通っておりました。数学や物理が好きだったので、東京大学の理科I類に入学して、そのまま修士課程まで修了しました。それまでずっと理科系の道を歩んできたのですが、修士を出る頃になって、何かまったく新しいことを学んでみたいと考えました。また、もう少し社会と直接に関わる生き方をしたいと思ったこともあり、ロースクールに進学いたしました。
3 趣味
 趣味は映画鑑賞、読書(SF小説)、深夜ラジオ、喫茶店巡りなどです。また、最近ボルダリングを始めました。自分の知らない分野のことや新しいことを学ぶのが好きです。
4 目標とする弁護士像
 法学部出身ではない私にとって、弁護士と言えば、新聞やテレビなどで見るような弁護団の弁護士や刑事弁護人の方々でした。司法試験に合格して就職活動を始めてから、ようやく気付いたのは、弁護士の仕事は私が思っていたよりもはるかに多様だということです。私が見た限りでも、事務所ごとに、弁護士ごとに、扱っている事件やどういった人たちを依頼者としているかは十人十色でした。
 そのタイミングになって、自分はどういった弁護士になりたいか、どういった仕事がしたいか、どのような人たちのために働きたいか、を改めて真剣に考えてみました。その中で、私は特に労働者側で労働事件に携わっている弁護士の先生方の仕事に惹かれました。私もその方たちのように、社会にある非対称性の中で弱い立場・不利な立場に置かれた人たちのために働きたいと思いました。「権力、財力、腕力のない方々のために闘う。」という事務所のポリシーはまさに自分が目標とする弁護士像です。
5 抱負
 私は今やっと弁護士人生のスタートラインに立った段階です。今後、多くの方々から仕事を学び、弁護士として成長していきたいと思っております。
 大抵の人にとって、弁護士に依頼することは人生に一回あるかないかの非日常的な経験だと思います。依頼者の方に「この人に頼んで良かった。」と思ってもらえるような弁護士に一日も早くなりたい、と思っております。
  皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。