お知らせ

「クレヨンで描きませんか」のご紹介

 2021年6月、96歳(当時)の私の母が、「クレヨンで描きませんか」という本を出版しました。
 1924(大正13)年東京小石川生まれ、美術専門学校(現 女子美術大学)卒、東京大空襲を生き延び、疎開先の山形で敗戦を迎えました。中学図工科教諭、小学校教員をしながら「新しい絵の会」の活動に参加し、退職後は自宅アトリエでの絵画教室や、個展、画友との作品展などを開いてきました。

 ともすれば子供の画材と思われているクレヨンを使っても、本格的な、様々な表現をすることができることを、多くの人に知ってもらいたいと、2013年ころから準備を進め、ようやく出版の運びとなりました。

 この本を開くと、油絵風、水彩風、リトグラフ風、クレヨンを使ってこんなにも多彩な表現ができるのかと驚きます。そんな自由な画材としてのクレヨンと、その使い方を紹介したのがこの本です。この本のもう一つの特徴は、描くことを巡る母の歩みと平和への思いです。絵を志してから出会った画家たち、その目で見、その耳で聞き、その鼻で感じた太平洋戦争と、訪れた平和への思いが、母の絵と共に綴られています。

   1冊1500円(税・送料込み 3冊から代金先払い)です。

 ご希望される方は、郵便番号・住所・名前・電話番号・希望冊数をご記入の上、045-212-5698にファックスをするか、メール( kureyonn.book@gmail.com )にてお申し込み下さい。

   弁護士  小 島 周 一