2025年05月15日
弁護士 小島 周一 事務所ニュース2022年新春号で紹介した母の本「クレヨンで描きませんか」は、構想してから2021年6月の出版まで8年以上もかかっている。実は、出版の5年前には、絵も文もほぼ完成し、「あとは自分の足跡の部分と、『はじめに』の文章、そして表紙の絵だけ」となっていたのだ。しかしその最後の一歩が進まない。20
2025年05月01日
巻頭言 横浜法律事務所は、一九六三年に、横山國男、三野研太郞、陶山圭之輔という三人の弁護士によって、弱い立場に立たされている人の力になるということを一致点として創立されました。以来、労働事件をはじめとして、様々な場面で、人間としての尊厳を回復しようとする方々を支えてきました。 一九六三年当時日本にいた外国人は六五万一五七四人でした。当事務所では、
2025年04月15日
弁護士 広谷 渉 1 はじめに はじめまして、この度、横浜法律事務所に入所することになりました広谷 渉(ひろたに わたる)と申します。この場を借りて、自己紹介をさせていただきたいと思います。 2 経歴 私は小田原市の出身です。中学・高校はヨットが有名な逗子市の学校に通っておりました。数学や物理が好きだったので、東京大学の理科I類に入学して、そのま
2025年04月01日
弁護士 大﨑 茉耶 はじめまして。1月より横浜法律事務所に入所いたしました、大﨑茉耶(おおさきまや)と申します。これからどうぞよろしくお願いいたします。この場をお借りして、私が弁護士を目指したきっかけや、どのような事に取り組みたいのかをお話いたします。 私は生まれてから高校卒業まで、雪深い富山県にて育ちました。その中でも魚津市とい
2025年03月17日
弁護士 有野 優太 昨今、会社員として企業に雇用されるのはやめて、「フリーランス」として独立し「自由な働き方」をしようと言われることがある。 もちろん、真に、自分のスキルを活かして、「自由な働き方」ができるのであれば、それは望ましいことだろう。 しかしながら、現在、「自由な働き方」とは名ばかりで、企業から会社員さながらの指示・拘束がなされている
2025年03月03日
弁護士 辛 鐘建 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 1月から弁護士6年目に突入します。 昨年を振り返ると、一昨年のように高裁での逆転無罪判決獲得というような派手な成果はありませんでしたが、複数の顧問契約をいただく機会に恵まれ、この5年間で出会い築いてきた人間関係に基づいて信頼をいただけたことを実感した1年間
2025年02月17日
弁護士 藤塚 雄大 昨年、日本サッカー協会の仲介人資格を取りました。世間では「代理人」と呼ばれるもので、選手や監督・クラブ間の契約交渉等を担う上で必要な資格です。以前より漠然と、愛するサッカーに弁護士として貢献したいと考えていたのですが、それをついに実行した次第です。 サッカーを業務として扱うわけですから、普段隙あらば国内外の試合を見ているのは
2025年02月03日
弁護士 向川 純平 表題の書は、元自転車競技プロレーサーのタイラー・ハミルトンが、ライターの協力を得て、自転車競技界に蔓延るドーピングの実情を克明に記したルポルタージュである。 氏は、競技生活を続けていく中で自らもドーピングに手を染めることになり、検査官や報道の目を掻い潜って組織的に行われるドーピング行為とそこに至る心情が詳細に記されている。自転
2025年01月15日
弁護士 佐藤 正知 昨秋、北海道で開催された日弁連人権擁護大会に参加するのにあわせて、廃止が決定された各線を調査してきた。いずれも本線なのでローカル線からと言うと語弊があるが。 留萌本線深川始発の留萌行は、深川着の折り返し運転で、高校生が多く降車してきた。かつては留萌港との間で石炭、木材、海産物の運搬で賑わったが、貨物列車が走らなくなって久しい。
2025年01月07日
弁護士 杉本 朗 あけましておめでとうございます。 昨年は、ロシアのウクライナ侵攻に象徴されるように、戦争・紛争が世界に広がりました。いや、正確に言うと、私たちが気が付いていないだけで、実は世界中で戦争・紛争が繰り広げられていると思います。そのことに否応なしに気づかされたということだと思います。(もちろんセンシティブな人たちは、もっと昔から戦争の