コラム

ライフ・デュアリング・ウォータイム 【2022年事務所ニュース新春号】

弁護士 杉本 朗

 あけましておめでとうございます。
 2020年1月、WHOが新種コロナウィルスが検出されたと認定してから、2年が経とうとしています。
 のちにCOVID-19と名付けられたウィルスは、世界中を席捲しました。ウィルスとともに様々な情報が駆け巡りましたが、専門家でない私(たち)は、ウィルスに振り回されるのと同じように情報に振り回されました。
 勉強好きな人はいろいろと情報を分析して、ウィルスにどう対応すればいいのかなど検討していましたが、怠惰な私は、なんとなく人が言ってて、自分でよさそうだと思うことをしただけでした。
 それは、ハッピー・バースデー・ツー・ユーを2コーラス歌う間石鹸で手を洗う、うがいをきちんとする(私はポピドン・ヨードではなく、アズレンでしたが)、不織布マスクをつける、というものでした。また、ワクチンも接種しました。感染症研究をやっている友人には、やたらと手で顔を触らない、ということも言われましたが、それはなかなか出来ませんでした。ついつい、目や鼻に人って手をやってしまうものです。
 その効果があってかなくてか、私は割と風邪をひきやすかったのですが、昨年1月来、ワクチンの副反応で2週間ほど寝込んだ以外、全く風邪を引きませんでした。
 よくは分かりませんが、そういうことなんだろうな、と思って、またしばらく手洗いうがいには励もうと思います。