2019年09月26日
弁護士 芳野 直子 2019年3月末日をもって、神奈川県弁護士会の会長の任期を無事終了することができました。温かく見守って応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。弁護士会というところの良いところは、会長が終わったとたん本当にただの一弁護士に戻れるところです(まあ、現場の感触を取り戻すのに少々時間は必要ですが)。一年間監督に就任してピッチ
弁護士 杉本 朗 これは偏見なのかもしれませんが、日本のオーソリティーズの人たちの言っていることを聞いていると、何か日本が世界に冠たる存在(ユーバー・アレス?)でないといけないかのような感じを受けてしまいます。 あえて世界の嫌われ者になる必要はないとは思いますが、そんなに世界に何かを誇るような必要があるのかな、と思ってしまいます。学問・研究の分野で
2019年09月19日
弁護士 小島 周一 5月18日土曜日、J1リーグ第12節、横浜Fマリノスvsヴィッセル神戸戦を日産スタジアムで観戦した。キックオフ2時間前の正午過ぎにスタジアムに着いたが、もう周辺の屋台には長い列。すごい人だ。ヴィッセルのユニを着ているサポーターもちらほら。 この日限定の「沸騰チケット」でマリノスのユニフォームを受け取り、(見た目)マリノスサポとなる
弁護士 三木 恵美子 私の生まれて初めての海外旅行は、1987年11月のネパールでした。ネパールの首都カトマンズの空港に到着すると、柵をくぐって入ってきた牛がいました。長距離バスには、鶏とか山羊とかも一緒でした。アンナプルナを巡るトレッキングルートでは、一山越えるたびに、人間の顔も衣装も変わり、言葉も変わり、ワクワクしました。 しかし、どの山を越えて
2019年09月05日
1963年(昭和38年)に、横浜法律事務所は産声を上げました。当時は、紹介者のいない人は相談すら受け付けないという弁護士が多く、まだまだ市民にとって弁護士は遠い遠い存在でした。司法の手が届かず泣いている人たちが多くいるこの現実に挑戦し、弁護士に接点のない人も気軽に相談できる場所をつくり、この神奈川の地で地道に生きて頑張っている市民や労働者と共に闘って
─全国B型肝炎訴訟原告団の取り組み─ 自らの権利が侵害された時、誰もがその回復を求めて立ち上がれるわけではない。国など、相手が強大であるときはなおのことだ。 さらにさらに、自らの権利回復だけでなく、同じような立場に置かれている他の被害者のために、大切な自分の人生の、貴重な時間とエネルギーを割けるかというと…。考えただけでも大変なことだ。
2017年09月28日
報道では、日々様々な消費者問題が取り上げられています。そこでいう「消費者」とは誰を指すのでしょうか?「消費者」とは、「個人(事業として又は事業のために契約の当事者となる場合におけるものを除く。)をいう」と消費者契約法2条は規定しています。要するに人間である限りすべて「消費者」なのです。消費者問題は、人間である限り抱えてしまう危険性がある問題なのです。
解雇・雇止め事件 労働者が馘(解雇)になる事件は跡を絶たず,相変わらずリストラは猛威を振るっていますが,解雇されても諦めてはいけません。合理的な理由のない解雇は,労働契約法で無効とされるので,依然として使用者と労働契約関係が存続していることの確認を求めたり,解雇以降の賃金を請求することができます。 また,期間の定めがある労働契約(パート・アルバイトな
みなさんは、家族や知り合いが警察に逮捕された場合、大きな衝撃を受けるでしょう。当のご本人は、突然始まった不自由な留置場生活の中で、これからの手続きはどのように進むのか、仕事や学校はどうなるのか、前科がついてしまうのかなど、大きな不安に襲われているはずです。ご本人は、助けを欲しています。 ここでご本人の強い味方となるのが弁護士です。弁護士がなるべく早期
2017年09月27日
世界中の人が仕事や観光のために日本に訪れるようになりました。隣人や子どもの同級生が外国籍であることは珍しくなくなりました。そういう中で、楽しい交流が生まれていますが、残念ながらトラブルが生じることもあります。 日本で生活する人には、国籍を問わず人権が尊重され、憲法の人権規定が適用されます。また、日本国内で生じたほとんどの紛争や困りごとについては、日本