2015年05月01日
(この話は、実際にあった複数の話を踏まえながら、それぞれの人のプライバシーに配慮して、名前や内容を変えてあります。) しかし、水野先生は、1人で問題を抱え込みませんでした。同じ高校の定時制で教師をしている高山先生に相談しました。高山先生は、すぐに、王君が中学生の時に勉強を教えてくれた林先生に連絡を取り、林先生は弁護士の助言を得た方が良いと言って、
2015年04月01日
他人に蔑ろにされるよりは、尊敬されたり、敬意を払われたり、それなりに評価されたりする方が、気持ちがいい人が多いと思います。たぶん、国家にもそれと同じようなことがあります。 ただ、個人の場合、他人からどのように評価されたいと思うかは、その人の自由だけど、国家の場合、そう簡単にはいきません。国家権力に好き放題させると、人びとの自由、個人の尊厳が侵害さ
(この話は、実際にあった複数の話を踏まえながら、それぞれの人のプライバシーに配慮して、名前や内容を変えてあります。) いよいよ4月です。 桜満開のもとで、同期数十名と共に入社式を終えて、さあ、頑張ろうと思っていたのに、「王君、ちょっと」と1人だけ呼ばれました。総務部長と名乗る方から、突然、「君を正社員として働かせると、我が社が法に触れることになる
2013年04月30日
縁あって、日本舞踊のお稽古をするようになりました。 お師匠さんの勧めに従い、今年5月にはおさらい会に出ることになり、演目も決めていただきました。 この踊りのもととなっている八百屋お七は、火事に遭って逃げたお寺であった吉三に一目惚れし、もう一度会いたいと念じるものの機会がなく、火事になればまた会えるかもしれないと思い違いをしてしまいます。本当にそ
内閣府で、「エイジレス・ライフ」、(引用すると、年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ることだそうです)を紹介する取組みが行われています。 ある程度ご高齢になっても、無心に何かに取り組まれている姿、何かに尽くされている姿には、人を惹きつけるものがあり、また、不思議と周りにいる人が勇気づけられたりするように思います。
「みなさんは、好きな人はいますか。」こんな問いをなぜ、法律を扱う弁護士がするのか、不思議に思われる方もいらっしゃると思います。しかし、人を好きになることにより、社会からいわれのない偏見・被害に遭われている方がいます。それは、同性愛の方です。「同性を好きになる方は病気じゃないの?」とか、「ごく一部の人だけではないの?」と思われる方もいらっしゃるかもし