弁護士紹介

小島周一こじま しゅういち

弁護士会
神奈川県弁護士会
登録年
1984年

略歴

1981年3月 東京都立大学(現首都大学東京)法律学科卒
1984年4月 弁護士登録

弁護士会等の活動

(弁護士会)
2001年度 神奈川県弁護士会副会長
2002年度 日本弁護士連合会理事
2011年度 神奈川県弁護士会会長
2012年度 日本弁護士連合会理事

(弁護団等)
1989年~1997年 坂本弁護士と家族を救う全国弁護士の会事務局次長
2007年~2009年 日本労働弁護団幹事長

著作・論文等

「おかあさん 幼稚園なくなるの?」(白石書店)
「刑事弁護の技術」(共著 第一法規)
「知ろう!使おう!労働契約法」(日本労働弁護団)
「君たちに伝えたい神奈川の裁判」(共著 神奈川大学入門テキストシリーズ)
朝日新聞 私の視点「ワークルール教育で備えを」他

ひとこと

 小学校2年生から、野鳥の観察日記をつけて、「鳥の学者になるんだ」という志をもって高校3年の夏まで過ごしましたが、紆余曲折の末「自然が好きな弁護士もいいじゃないか」と法学部に進学。大学時代は中学からのサッカー部とバイクツーリングを楽しみ、4年から司法試験を始めました。
「真面目に暮らしていても、真面目に働いていても、法律を知らないために不当な仕打ちを受けたり損失を蒙ることがある」そんな事件が身近で起こったことにショックを受けたのが鳥の学者から法学部、法律家に転身したきっかけです。
司法試験を始めるとき私は、「法律家にとって大切なことは、事実を見抜く目と人を好きなことだ」と思い、それを文書にして先輩たちに配りました。同時に、「事実を見る目には自信があるが、自分は人間が嫌いだ。司法試験に受かっても人間が好きになるわけじゃないので、それは自分の一生の課題だと思う」とも。
弁護士になり、ずいぶん経ちますが、私が一番良かったなと思うのは、様々な事件に関わり、様々な人に触れる中で、弁護士を目指した頃の私より、そして弁護士を始めた頃の私より、今の私の方が、「人間っておもしろいな、人間っていいもんだな」と思えるようになったことです。
これからもその初心を忘れずに仕事をしていきたいと思います。

コラム
2016年03月31日 第17回『ワークルール教育推進法を~』
2015年09月28日 第14回『強きを助け、弱きを挫く』
メディア掲載情報
2022年03月28日 小島周一弁護士が弁護士ドットコムタイムズの巻頭インタビュー「フロントランナーの『肖像』」に掲載されました
2021年09月07日 坂本弁護士を慰霊 
2021年09月05日 小島周一弁護士・有野優太弁護士が坂本事件について取材を受けました
2019年11月08日 小島周一弁護士が坂本事件について取材を受けました。
2016年11月15日 労働問題に寄せて『六本木ヒルズでワークルール教育推進法を語る』
活動
2015年06月26日 神奈川大学の本に執筆しました。
2013年04月30日 労働審判制度 ―「迅速に」と「現場感覚」がこの制度のキーワード 泣き寝入りしていませんか?